大田区で執り行った葬儀での出来事

ドラマのような事件が通夜の後で起こった

大田区 葬儀 / 大田区の斎場・葬儀場|【シティホール】

見たことがない若くてきれいな女性が父の棺の前で長い間立ちすくんでいることから始まりました。
「どこかの会社の受付の人かな?」「父方の親戚の人かしら」と母と二人で不思議そうに彼女を見つめていました。
すると、今度は父の棺を抱きかかえて号泣しだしました。
さすがに「これはただ事ではない」と思い、泣いている彼女のそばに行き「どちら様ですか?」と尋ねたところ「彼は私のすべてだったの」と泣き崩れてしまいました。
その姿に母と私は茫然とし、しばらく黙り込んでいると今度は「私のことをたくさん愛してくれたのよ」と言い出したのです。
この言葉に怒りを覚えた母が「あんた何者なの?」と言い、彼女の胸ぐらをつかんで揉め事になりました。
慌てて葬儀屋のスタッフが間に入り母を止めたのですが、母の怒りが収まる様子はありませんでした。
唯一、冷静だった私が彼女の話に耳を傾けたところ父を彼女は3年間不倫をしていたそうで、なんと、父は彼女にマンションも購入してあげていたのです。
昔から「冠婚葬祭は揉め事になることが多い」という話は聞いていましたが、まさか、我が家がそんなトラブルに巻き込まれるとは思いませんでした。
破天荒だった父は亡くなった後も家族に迷惑をかけるようなことをしました。
娘の私は許すことができるのですが、裏切られた気持ちでいっぱいの母は「あの女よりも、とにかくお父さんが憎い」といまだに怒っています。

父が55歳の時に肺がんが見つかった3年の闘病生活を終えて静かに亡くなったドラマのような事件が通夜の後で起こった